民泊運営希望者のためのAirbnb・Home Away活用ノウハウ

今流行りの民宿等のインバウンドに関する記事を記載していきます。

民泊ビジネスの現状と分析(3)

こんにちは。

 

今回は(2)民泊の収益率についての記事を書いていきたいと思います。

この議題について論じたい事は下記の2点になります。

 

 

 

1、民泊は不労所得になり得るのか、労働所得の範疇に収まるのか

 

この議論については賛否が分かれるところです。

収益性を多少損なう覚悟があるのなら結論から言えば、ほぼ不労所得化は可能です。

つまり、又貸し契約の締結や家具の搬入・設置等をした後は、全て外注してしまうという手法です。

民泊においての労働とは、(一)旅行客が泊まった後の清掃 (二)旅行客とのメール、電話でのやり取りになります。

(二)に関しては英語が堪能でない方は外注した方が手間が省けます。

(一)についても、民泊サイトにおいて清掃料金は自由に設定できるので、外注にかかるコストの分を清掃料金に設定することも可能です。

この二つを専門に請け負うベンチャー企業も多く出現していますので、不労所得化を目指したいのであれば、そこに丸投げしてしまうのも一つの手です。

サラリーマンの方はこの手法を使って稼いでいる方が多いです。

一点注意していきたいのは、マイナンバー制度です。

緊急に民泊ビジネスにもマイナンバー登録が必要になるとは考えにくいですが、近い将来そうなることも想定に入れておくべきでしょう。

サラリーマンの方は自身が働いている会社規定を引っ剝がして副業が可能かどうかの確認をしましょう。

 

上記で述べたように不労所得化は可能です。

しかし、最近では民泊への新規参入者が東京中心に激増しているので収益が安定して見込めるようになるまでは外注化せず自分でやっておく方が無難でしょう。

 

2、民泊においての需要・供給

 

前回と前々回の記事で詳しく記載した通り、日本は今外国人に最も愛されている国です。理由は既に記載させて頂いた通りですが、重要に関しては疑う余地なく上昇していくことでしょう。

特に京都、東京、沖縄の3区域に関しては今や知名度は世界トップクラスです。

京都においては2014年、2015年の二年連続で観光都市ランキング世界一を獲得しました。

沖縄においても、Airbnbの人気ランキング1位を常に維持しています。

東京においては言うまでもなく日本の首都という事もあり、昔から知名度が高く、渋谷のスクランブル交差点や新宿歌舞伎町はアメリカ人の二人に一人は知っているレベルです。

今回特記したいのは『供給側』です。現在Airbnbの登録者数の推移は明記されておりませんが、ここ半年で明らかに供給が増えました。

日本への旅行客の増大と比較(前年比47%増)したとしても、それを明らかに上回る勢いだと考えます。

つまり、とりあえずやれば儲けられるレベルからしっかりとした戦略をもって挑まなければ痛手を被るレベルになってきた事を意味します。

 

 

*収益率に関しては詳細に分析をすると相当量のボリューム感になってしまいますので数回に分けて掲載していきます。