レバレッジ英語勉強法
私のお気に入りの著者、本田直之さんの『レバレッジ英語勉強法』について紹介します。
なぜ本田さんの著書が好きなのかというと、私の大学受験時代の勉強法と本田さんが紹介する内容が酷似しており、また誰にでも利用できる汎用性があるからです。
私自身も前職に勤務していた頃、全く英語を使っていなかった為、英語力は高校時代を下回るという絶望を経験しました。
前職時代に受けたTOEICの点数はなんと『420点』!!
試験途中にあまりにわからないので眠ってしまったという事もありますが、一応大学受験を経験していた自分にとってこの点数は受け入れがたいものでした。
前職を退職後一念発起し、3カ月間勉強しTOEICは『920点』まで上昇。その後3カ月間フィリピン留学をしたわけですが、この本はその一助となりました。
内容は以下の通り
・快適な暮らしをしたい・ビジネスで成功したいなら英語はマスト
・レバレッジが効く投資アイテム
(1)語学
(2)金融
(3)IT⇒3つとも一度身に付けてしまえば、一生ビジネスにもプライベートにも大いなるプラスに働く
・「正しい英語」を話すという思い込みを捨てる。メンタルブロックを外す
・完璧を求めて何もせずにいるのより、3割の出来で行動する方がはるかによい
・「こうなりたい」という強い目的を明確にし、どうすればそれが実現するかを論理的に考え、あとは習慣のように淡々とこなしていく
⇒習慣化の活用は必須だと思います。英語はあくまで言語なので、簡単に身につくわけでもなく、また勉強といえる程辛いものでもありません。自分が快楽を感じながら毎日継続する事がすごく大事だと思います。
・アメリカ人の二割が英語以外を母国語にしている
⇒シリコンバレー住民の48パーセントが家庭では英語以外を話している
・アウトプットの最大のメリットは「失敗」という最大の学びを経験できるということ
⇒この意見に納得した結果私は留学に踏み切り、失敗の連続を繰り返し英語力を向上させていきました。
・狭い範囲の偏った英語なら、短期間で大人でも話せるようになる
⇒即効性のインプット
・偏った英単語(興味分野)100単語
・偏った言い回し:20フレーズ
・きっかけ語とあいづち語
・自己紹介
アウトプット
・マンツーマン英会話
・自己紹介
・海外旅行
・英語を話せる友人を探す
・即効性と遅効性の割合を8:2にする
・使いまわし単語「get」と「have」をマスターする
・簡単な言い回しを「知っている」というのと「実際に話をする際にパッと口について出てくる」という状態は雲泥の差
⇒1冊のテキストを三カ月費やすくらいの覚悟で、簡単な言い回しを徹底的に覚えれば、偏った言い回しが飛躍的する為のベースが強固になる
・偏った英語であれば、180時間3か月でマスターできる
⇒平日一日1.5時間・英会話週一回1時間・休日は2.5時間
レバレッジ英語勉強法 [ 本田直之 ] |
総論
私の経験も踏まえての感想
1、TOEICはあくまで勉強をするキッカケづくり。本当の英語力は身につかない
2、本当に流暢に話せるようになるには2年はかかる
『継続は力なり』とはよく言いますが、英語に関しては特にこれが当てはまります。
日々英語に触れていないとすぐ英語力は下がります。長い間継続していくことで、英語力は確固たるものになると思います。
いつでも英語を使えるような環境づくりをする工夫が大事になってくると感じました。