民泊運営希望者のためのAirbnb・Home Away活用ノウハウ

今流行りの民宿等のインバウンドに関する記事を記載していきます。

民泊ビジネスの現状を分析(6)【実践編】

いよいよ民泊についての実践編に突入です。

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民泊に関して常に注意していきたいことは以下の2点です。

(1)民泊に関する法整備の動向

民泊に関しての法整備は未だなされていません。これに関してはプラス面とマイナス面があります。

【プラス面】
法整備が為されていないという事は、ベンチャー企業等を除く大企業(株式会社)は参入がしづらいという面があります。
なぜなら株式会社という組織は、株式に投資している人々への説明責任が付きまとうわけです。法整備がなされていないグレーゾーンの民泊に参入するという事は、利益が見込めてもそれ以上のリスクが発生する可能性がある事から、おそらく株主の方々への説明は困難であると考えます。
つまり、そういった面で考えると今は絶好のチャンスということになります!

【マイナス面】
言うまでもなく、近隣住民の方々から認められない、肩身の狭い思いをする可能性があります。外国人が出入りしているだけでマンション管理組合に苦情をいう可能性だって大いにあり得るわけです。小さなお子様を抱えた家族の方の立場に立ってみれば、至極当然の反応でしょう。
なので前回からお伝えした通り、近隣住民の情報は一番注意を払っておくべきでしょう。


(2)SEO問題

この課題をクリアしなければ安定的な収入を見込む事は難しいでしょう。
SEOとは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」を意味する言葉で、Webサイトが検索結果でより多く露出されるために行う一連の最適化施策を総称したものです。
つまりAirbnbにおいて自分が掲載した物件の優先順位が低く、500件ある物件の内、480番目くらいに表示されているようでは旅行客の人達もまず見つけられないでしょう。ご自身の経験と照らし合わせてもらいたいのですが、Googleで知りたい事を検索した場合、検索結果の10ページ目まで見るでしょうか?おそらく1ページ目、よくて2ページ目までしか見ないのではないでしょうか?
これと同じ現象がAirbnbでも起こります。全身全霊をもって作った自分の物件に一向に問い合わせがこない。そんな場合はほぼ間違いなくSEO対策ができていない事に起因します。

知っておきたいこと

AIrbnbは初心者に対して冷たくなった
少し前まではAIrbnbに登録してから3カ月以内は初心者の方に客を集める為に、SEOが優遇されるという措置がなされていましたが、現在はその優先順位がどんどん下がってきています。つまり初心者の方は掲載した時点で、不利な状況に置かれます。なぜなら初心者にはレビューが1件もない為、お客さんが敬遠しがちになります。こういった理由から自力でレビューを3件以上獲得し、SEOを上げていく必要があるわけです。

新参者『Home away』
つい最近までは民泊市場において、Airbnbがほぼ独占していた訳ですが、最近『Home away』という企業が台頭してきました。
理由は様々ですが、ざっくり言って手数料が安いという理由が挙げられそうです。
掲載経路は1つでも増やしておくべきなので、是非とも知っておきたい情報でしょう。
このサイトではまだエアビのようないわゆる”スーパーホスト(ベテランホスト)”の数が圧倒的に少ないといった理由から初心者の方でも不利な状況に陥りづらいといったメリットもあります。


上記に記載した事を注意して経営していけば、まず赤字になる事はないと考えます。