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新卒、転職活動者必見! 就職活動を成功させ、入社後も後悔したくないあなたへ(金融業界 労働環境・可処分所得編)

今回少しディープな記事を記載したいと思います。
各業界を労働環境と可処分所得について評価していきます。

(注1)主に総合職についての記載なので、一般職採用の方に関してはあまり参考になりません。
(注2)主に知人友人からの直接のヒアリングなので、参考データが少ない業界は記載しません。

労働環境とは??

⇒ここでの定義は(1)平均労働時間(2)時間外労働(接待、ボランティア等)(3)休日の取りやすさを組み合わせて総合的に評価します。

可処分所得とは??
⇒本来の定義は「労働の対価として得た給与やボーナスなどの個人所得から、支払い義務のある税金や社会保険料などを差し引いた、残りの手取り収入。個人が自由に使用できる所得の総額」とされています。
しかし、今回最も言及したいのは、社内社外問わずほぼ逃げれない販売協力に要する出費、接待等でポケットマネーから捻出される費用等を詳細に記載したいと考えます。


銀行業界

サンプル:3メガ銀行、大手信託銀行、大手地銀
(注)投資銀行は通常の銀行業界とは労働環境が大きく異なる為ここではサンプルには入れません。

労働環境総合:Aランク
(1)平均労働時間:Bランク
⇒部署や繁忙期、閑散期によっても異なりますが、基本的には8時出社19時半退社が平均のようです。

(2)時間外労働:Sランク
⇒取引先との接待はほぼないようです。その代わりにその時間は自宅で資格取得の為に勉強している人が多いようです。

(3)休日の取りやすさ:Aランク
⇒基本的に長期連続休暇はどの銀行でも義務化されており、99%の社員が取得しているそうです。ただし取得は出来るものの、自分の取りたい時期に取れない事も稀にあるそうです。


・可処分所得:Aランク

⇒若手の年収は他の金融業界から見れば見劣りしますが、販売協力やポケットマネーからの出費はほぼないので独身であればかなり自由に使えるお金はありそうです。



証券業界

サンプル:最大手証券会社3社
(注)各証券会社のIB部門は収入と共に労働環境が大きく異なる為、サンプルには入れません。

労働環境総合:Bランク

1)平均労働時間:Cランク
⇒部署や繁忙期、閑散期によっても異なりますが、基本的には8時出社20時半退社が平均のようです。


(2)時間外労働:Bランク
⇒取引先との接待がちらほら見受けられます。


(3)休日の取りやすさ:Aランク
⇒銀行同様に基本的に長期連続休暇は義務化されており、ほとんどの社員が取得しているそうです。ただし取得は出来るものの、自分の取りたい時期に取れない事も稀にあるそうです。


・可処分所得:Sランク

⇒平均年収がかなり高く、成績が良ければボーナスも業界断トツになります。販売協力やポケットマネーからの出費はあまりないので独身で相当派手に遊べるはずです。



生・損保業界

サンプル:大手生命保険会社、損保系生保会社、3メガ損保


労働環境総合:Cランク

1)平均労働時間:Cランク
⇒基本的には8時半出社20時半退社が平均のようです。ただし部署によって大きく差があり、大手生命保険会社は毎年自殺者が出るという情報もあります。


(2)時間外労働:Dランク (損保自動車営業部:Eランク) (損害保険サービス:Aランク)
⇒取引先との接待が非常に多いです。接待が嫌であれば損害保険業界であれば営業ではなく「損害保険サービス部」という事故対応に従事する部署をおすすめします。


(3)休日の取りやすさ:Aランク(損保自動車営業部:Cランク)
⇒銀行同様に基本的に長期連続休暇は義務化されており、ほとんどの社員が取得しているそうです。ただし取得は出来るものの、自分の取りたい時期に取れない事も稀にあるそうです。自動車営業部に関しては、土日勤務振替休日なしのケースも多く見受けられます。


・可処分所得:Cランク(損保自動車営業部:Eランク)

⇒平均年収は若い内からそれなりに高いですが、問題は接待等の持ち出し費用です。損保であれば総合職は部署を問わずまず車を買わされます。(実家からの通勤の社員は例外的に逃げ切れるケースもある)ゴルフ接待等も場合によっては、ポケットマネーからのねん出になる事もあり、そのあたりの社内整備は黙認しているのか非常に劣悪です。自動車営業部に関してはどれだけ自分が社内ローン(借金)を組んでいるかを競い合っているほど。
私の部署ではなかったのですが、保険料の建て替えを行わされていた社員もチラホラ。
今後改善される事を祈っていますが、2015年までの現状は一切の脚色なしでこのような状況にあります。




総評

労働環境部門での評価では銀行業界が、可処分所得部門であれば証券業界が非常に優秀な結果になっています。
ただし個人が成長できる業界なのか、転職を視野に入れつつキャリアアップを望みたいのかによっても選択が変わってくると思うので、前回に記載した記事等も参考にしてみてください。