民泊はランニングコストが命!清掃外注の注意点と節約術 『外注ノウハウ編』(39)
民泊運営の外注を始めている人が最近多く見受けられます。
サラリーマンの方は、運営から清掃まで『全外注』している人が多いです。
しかし、その請け負っている業者はまさしくピンキリで、任せっきりにしていたら半年後に巨額の赤字を抱えていたりといったケースも少なくありません。
つまり、民泊許可物件だけ購入しその直後から全外注をして稼げる程今は簡単に稼げるわけではありません。
それでは自分で本気で運営をしているホストの方々には勝てませんし、稼げません!
『じゃあどうすればいいの?』
そんな悩みを持っている方に外注に関するノウハウを提供します。
1.外注形態について
まず、外注のパターンとしては大きく分けて2パターンになります。
(Ⅰ)清掃外注
⇒民泊を運営していて最も時間を消費するのがこの「清掃業務」になります。
自分で清掃をしているとランニングコストは抑えられますが、その分自分の時間を切り売りしていかなければなりません。
物件数が増えれば自ずと一人で清掃をしていくのは困難になっていきます。
そんな中、清掃外注の需要は一気に拡大し『民泊専門清掃業者』といった業者が数多く出現しました。
・価格相場
⇒一回につき4,000円~10,000円(平米数により変動)
・注意点
⇒清掃外注の最も大きなリスクは「質」です。
安かろう悪かろうの業者は肌感で8割を超えます。
質が悪いと当然宿泊して頂くゲストさんに悪評をつけられ、最悪のケースアカウントを停止させられます。
私自身この手の業者に何度も苦しめられました。
ポイントは「清掃員の人種」と「管理システム」
清掃員が外国人だと、リスクが高い傾向にあります。やはり日本人が几帳面で丁寧であることは間違いありません。
しかし清掃員全員が日本人の会社はほぼ皆無です。
私も外注業者を変え続けてようやく満足のいく業者を発見しました。
こればっかりは頼んでみないとわかりません。
次に重要なものが『管理システム』になります。
外注したのにその日程をすっぽかされてしまう、なんてケースが過去に数度ありました。
これをやってしまうと本当にアカウント停止になる可能性がありますので、注意が必要です。
独自で管理システムを構築している業者をおススメします。<参考>
私が現在委託している清掃業者です。
質を維持する為受注数を制限していますが、ご興味があれば私に問い合わせください。
社長に直接お願いする事も可能なので是非参考にしてみて下さい。
(Ⅱ)完全外注
⇒上記の清掃外注に加えて、「問い合わせ対応」、「リスティング」、「トラブル対応」等民泊に関わる作業を全て外注することを指します。
この完全外注は基本的に成功しているパターンを見たことがありません。
もし万が一するのなら業者にではなく、直接の友人や知人に依頼することをおススメします。
・価格相場
⇒売上の30%~35%
2.ランニングコスト節約術
ランニングコストは大きく分けて5つ存在します。
その全てを節約することは困難ですが、抑える部分を把握すれば毎月に支出はかなり減らす事ができます。
(Ⅰ)家賃
⇒基本的に値切ることは出来ません。
しかし初期費用の「仲介手数料」と「礼金」は値切ることが可能です。
(Ⅱ)水道光熱費
⇒何の対策も練らないで運営すると大きく損をする部分になります。
なぜならゲストのほとんどは民泊をホテルの延長と考えている為暖房も冷房も使いたい放題です。
しっかりとした注意喚起チラシを物件の目につくところに貼っておけば支出は半減します。
彼らも気づいていないだけで気づけば割と協力的です。
(Ⅲ)通信費
⇒WIFI代金になります。
民泊専用WIFIを契約することにより、1物件当たり月1,500円前後は節約する事が可能です。
(Ⅳ)清掃費
⇒ここはあまり値切るところではありませんが、外注先と交渉する余地はあります。
(Ⅴ)その他雑費
⇒消耗品類のことを指しますが、間違ってもコンビニエンスストアで購入しないようにしましょう。
おススメはダイコクドラッグで、格安ですし楽天ポイントも貯まります。
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