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今流行りの民宿等のインバウンドに関する記事を記載していきます。

新卒生の為の就職活動(都市銀行)

今回は就職活動についての記事を金融業界を中心に記載していきたいと思います。
まず知っておきたいことは、それぞれの企業の強み、弱みについてです。

主に総合職採用の水準で記載していきます。

データの取得に関しては、実際に会社に勤務している知人友人からの直接のヒアリングを参考にして記載しております。

≪銀行業界≫

(1)都市銀行
⇒言わずと知れたエリート銀行員。一般的には3メガバンク(三菱東京UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行)のことを指す。


・年収:Aランク

銀行は若手の給料は金融業界の中では低め。1年目の手取りは20万を割る事も多い。都市銀行も例外ではありません。40歳前後から年収が加速度的に伸びることが多く、ほとんどの行員は1,000万を超えます。退職金も民間企業の中ではトップクラス。

・福利厚生:Sランク

銀行は抜群の福利厚生を誇ります。住宅手当は充実したところでは、家賃の9割を負担してくれるところもあるそうです。その他にもスポーツジムへ通う方に特別割引を適用するなど内容も充実しています。

労働環境:Cランク

労働時間に関しては、割と注意を払っているものの、部署によってはかなりの激務を強いるところもあるようです。銀行業界全般に言えることは、労働時間よりも日々の業務にのしかかるストレスが問題です。仕事柄1円単位のミスも許されない為常に神経を張り巡らせていなければなりません。当然金融業界全般が同じストレスを抱えるわけですが、銀行業界はそれが突出しています。転勤は基本的には4~5年に一度。都市銀行なので地方には店舗がない為、主に大都市と言われる場所への転勤がほとんどです。


・安定性:Sランク

まず会社が潰れることはないようです。合併もこれ以上は考えづらいので今後10年間は問題なさそうです。


・個人の成長性:Cランク

意外な事に、成長が非常にしづらい業界で有名です。
銀行業界は金融に関するあらゆる資格を取らされる事でも有名ですが、そういう外付け的な要素ではなく、ビジネスマンとしての基礎的な能力の向上が難しいとされています。その理由は、人事評価の基準が『減点方式』である事に起因します。つまり大きな営業成績をたたき出す事よりも、ミスが少ない社員をより評価する制度となっているという事。この制度のせいで、社員はリスクを取った営業が出来ない為、常にミスをしないように仕事をする事しか考えません。
結果として他業界と比較した場合、こじんまりとまとまった人材が出来上がるようになります。「可もなく不可もなし社員」といった感じです。
上記の理由から、多岐にわたる資格を取得しているので他業界への転職はしやすい半面、転職後に活躍しづらい傾向があるようです。


総論

最も適した人材としては、高学歴で几帳面な人材。(実際活躍している友人も本当に几帳面な人が多いです。) そしてリスクを取るより安定を求めたいと人、そんな方は都市銀行向きであると言えます。
メガバンクに多少は学閥なるものがあるものの、基本的には実力主義(よりミスをしない人)で出世するそうなので、採用されてしまえばそこは気にする必要はないようです。ただし未だに年功序列は根付いているようです。